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2012年12月25日 (火)

【池上鐘音】危機的状況

▼日本の教育は危機的状況にあるそうだ。26日にも首相に総理に就任する自民党の安倍晋三総裁がそう繰り返している▼17日の記者会見によると、6年前に自ら手掛けた「教育再生」が民主党政権の3年間で後退したからだという。だからその間に「いじめの発生件数も倍増している」という理屈だ。しかし教育政策に熱心な割には、発生件数と認知件数の区別もついてないらしい▼政権公約には国旗・国歌の尊重はもとより「不適切な性教育やジェンダーフリー教育、自虐史観偏向教育等は行わせません」と、おなじみのフレーズも忘れていない。安倍氏およびそのお友達にとっては、これらが当面の「危機」なのだろう▼先の社説では、教育投資に関する公約の実行に期待を表明しておいた。財源はあるそうだから、できるものから一刻も早くスタートダッシュしてほしい。よもや「目指す」「検討」という表現で、最初から先送りするつもりだったわけではあるまい▼教育界に息苦しさがまん延したのは小泉構造改革の下であったが、安倍内閣時のバッシングでそれが極まった。閉塞(へいそく)感まで6年前に戻るのでは、そちらの方が現場にとっては危機的状況ではないか。

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コメント

悪意と先入観に満ちた解釈。
論評に値しない。
きょういく?ジャーナリストなの?
じみんとうジャーナリスト?

投稿: | 2012年12月26日 (水) 16時57分

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