コラム

2017年5月 6日 (土)

【内側追抜】沖ノ島、世界遺産は条件付き

観光マインドが全くないイコモスも、がんだな。一掃しなきゃ駄目だ。

     ――某前某担当相

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2017年5月 3日 (水)

【池上鐘音】ザラ紙と書院

▼会社に入って1、2年、原稿を書くのが恐ろしく遅かった。ザラ紙ペラ(1枚)10行の原稿用紙に書いては直しを入れるだけでも足りず、切り張りを何枚も重ねたあげく書き直しては無駄な時間を使っていた▼劇的な変化が訪れたのは、ワープロを使い始めてからだった。推敲が何度でもでき、しかも紙を無駄にしない。相変わらず要領は悪かったが、スピードは段違いだった。学生時代に使っていた他社の古い機種に比べ、「書院」シリーズは物書きにふさわしく感じられた▼憲法施行70年は、朝日新聞阪神支局襲撃事件から30年でもある。たまたま関西に滞在しているので、きょう兵庫県西宮市の同支局資料室に行ってきた▼社屋は建て替えられたが、銃弾を受けた応接セットが当時のように置かれている。脇腹に穴の開いた小尻智博記者(当時29)のブルゾンも痛々しいが、胸を突かれたのは血染めの原稿用紙だった。朝日は当時ペラ6行だったらしい。写真を撮るのもためらわれたが、意を決してシャッターを切った▼別のガラスケースには犯行声明文の実物と、犯人が使ったと同型のワープロが展示されていた。「書院」だ。小子が使っていたものより、相当旧式だった▼実は1987年当時、あまり事件に衝撃を受けた記憶がない。世界情勢では米ソ対立、学内情勢では「せん滅」が日常用語として飛び交っていて人が殺される感覚がマヒしていたのかもしれない▼事件の存在が徐々に大きくなっていったのは、やはり会社員時代だった。それも度重なる言論テロにというより、同紙の連続企画「『みる・きく・はなす』はいま」を読み続けてである▼資料室には、小尻記者の新人あいさつ文もパネル化されていた。「自分が読んでよかったと思える記事が書ければ、と思う」――小子が数年後に気付いたことが入社時に分かっていたとは、赤面するばかりだ▼たまたま派遣された事件現場で登校する生徒の背中にすらシャッターを押せず、決定的に記者失格であることを自覚した。会社を辞めても、しょせんは毒にも薬にもならない駄文を連ねるライターふぜいである▼それでも記事を書く矜持と覚悟は、常に持っていたいと思っている。「マスゴミ」「死ね」の言葉が飛び交うネット社会にあってこそ、正確で信念を持った報道が必要なのだと改めて教えてもらった気がする。小尻記者は、個人が狙われたわけでは決してない。

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2017年3月10日 (金)

【内側追抜】某防衛相会見

  「あたくしは隊員にも軍人勅諭を暗唱させたらいいと思っています」

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2017年2月18日 (土)

【内側追抜】新指導要領(番外)某官房長官会見

 「幼児期の教育に第一義的責任を有する家庭でも本来は国旗を掲げ、国歌を教えるべきであって、保育所で親しませることに対する批判は全く当たりません」

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2016年11月19日 (土)

【内側追抜】会談後の感想

 某国首相 「僕は猛獣使いだからね。インプットしてやれば、チョチョイと人たらしできるのさ」

 某国次期大統領 「あれだけ脅しても、すぐシッポ振ってやって来る。交渉相手としちゃ御しやすい奴だ」

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2016年11月10日 (木)

【内側追抜】暴言王が米大統領に

「俺にも首相の芽が出てきたかな」

      ――某元文科相(落選中)

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2016年11月 9日 (水)

【内側追抜】お祝い電話

  某国首相 「やあ、当選おめでとう!  前から君とボクは気が合うと思ってたんだ。おトモダチになろうね。長い付き合いになるし」

  某国次期大統領 「…(コイツはいつまでプライム・ミニスターなんだ?)」

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2016年11月 5日 (土)

【池上鐘音】学力トップレベル?

▼秋の密かな楽しみは、財政制度等審議会財政制度分科会の配布資料を読むことである。財務省主計局が文教・科学技術にどんな難癖をつけてくるかと、毎年わくわくする。今年は10月まで暑さが残ったせいか、ようやく11月4日の会合に掛かった▼文部科学省は2017年度概算要求に10年間で3万人近くの定数改善を行う「『次世代の学校』指導体制実現構想」を盛り込んでいるが、そんなものが通る情勢にはないことは織り込み済みだろう。予算折衝の実質的な焦点は通級や外国人児童生徒等への指導の基礎定数化だが、それとて消費増税先送りで財務当局の態度は一変したと漏れ伝わる▼そんな中、面白い表現を見つけた。PISA(経済協力開発機構=OECD=の「生徒の学習到達度調査」)の結果を示し、2000年以降「日本の学力レベルは既に国際的にみて高い水準にある」としている▼あれれ、財務省は今まで学力低下論に立った上で、定数改善をしても学力向上の成果はなかったと主張してきたのではなかったか。もちろんPISAから「日本の子どもに学力低下はなかった」と読み取ることに、まったく異論はないのだが▼参考資料の方で、加配定数には「アクティブラーニングなどの指導方法工夫改善が圧倒的な割合を占めており」としているのは、次年度以降への牽(けん)制だろうか。次期学習指導要領が告示されれば、アクティブ・ラーニング(主体的・対話的で深い学び、AL)に対応した定数改善計画の本格的論議に迫られるのは必至だからだ▼しかし16年度の改善数のうちAL分は、525人のうち50人にすぎない。1992年度からの第6次「配置」改善計画以降チーム・ティーチング(TT)などを進めたことを、あたかもALが織り込まれているかのように表現するのは意図的なミスリードを狙っているとしか思えない▼奨学金に関しては、参考資料にデータはあるが本文には何の指摘もない。官邸や与党の顔色をうかがいながら折衝を進めているためだろうが、これこそエビデンス(証拠)に基づいた効果検証をすべきではないのか▼かように今年の主計局資料は、面白みに欠ける。それゆえ小子も皮肉っぽく評してみたが、難癖をつけるほどでさえないのは残念なことだ。学校現場の困難が政府部内で真剣に議論されることのないまま、今年も予算編成を迎えそうである。

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2016年8月31日 (水)

【池上鐘音】密教指導要領

▼次期学習指導要領の「審議まとめ」が固まったというのに、本社の本来業務である取材と記事配信に追われ、なかなか社説を書くことができない。その上で、仏教系学校の先生でも理解していただけるかどうか分からないような指摘をしておく。次期は「密教指導要領」であると▼もちろん現行指導要領も大乗である以上、古密教の要素が入っている。「生きる力」がそれだ。今回の改訂は、それを純密化する試みである▼すべての教科・領域等を「資質・能力の三つの柱」で整理するのが、改訂の眼目である。つまり、どんな教科であっても「知識・技能」「思考力・判断力・表現力等」「学びに向かう力・人間性等」の三智如来、あるいは三大明王などが展開する。そして、すべては「生きる力」大日如来の顕現だ▼「密蔵深玄(じんげん)にして翰墨(かんぼく)に載せ難し。更に図画を仮りて悟らざるに開示す」(空海『請来目録』)。 「審議まとめ」でも、ポンチ絵(概念図)がこれでもかというくらい多用されているではないか。まさに密教曼荼羅と言っていい▼だからアクティブ・ラーニング(AL)という型をなぞっても、仏果は得られない。灌頂を受けずに印を結ぶのと同じだ。「主体的・対話的で深い学び」という悟りを得なければ、阿闍梨もとい「次世代の学校」を担う教員にはなれまい▼注意しなければならないのは、金胎両部を大成した天才留学僧(るがくそう)空海ですら中期密教しか知らなかったことだ。当然その後チベットで花開く後期密教のことは、知識もなかったろう▼今回の改訂がどの段階にあるのか、正直よく分からない。本当にこれで2030年に向けた国際標準になると胸を張れるか、更なる検証が必要だろう▼心配なのは、学校現場が安易にAL宗などの選択(せんじゃく)に走ることだ。カリマネ宗が隆盛するかはおぼつかないし、ましてや「社会に開かれた教育課程」を念仏ないし題目のように唱えて功徳があるかは保証の限りでない。

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2016年7月11日 (月)

【内側追抜】選挙結果

   「改憲は争点ではありませんでした。けれども重要なのは、護憲にノーの民意が示されたことです」

      ――某首相

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